園内研修をしました ~不適切な保育とは~

風の森保育園では毎月1回 土曜日に職員会議があり、その中で職員の園内研修を行っています。

今回は、オンライン園内研修にて東洋大学教授の高山静子先生による「不適切な保育とはどのようなことか」を学びました。

保育士は専門職として、言葉で伝えられない赤ちゃんでも主体性を尊重しています。
そのためには次のような技術が必要だそうです。

① 状況をつくること(自分で選び決められる状況をつくる)
② 相手を把握し、理解すること(相手の考えや価値観、生活を知る)
③ 応答的であること(先入観を持たず、よく聴き、沈黙も受け入れる)
④ 受容すること(相手の気持ちを受けとめる)
⑤ 一緒に悩むこと(相手を尊重して自己決定を促す態度をとる)

これらのことは、相手が子どもであっても、大人であっても同様です。
そして今回の研修に続いて、園で定期的に行っている「人権擁護のためのセルフチェックリスト」を行い、日々の保育への姿勢を振り返りました。

風の森保育園では子どもの育ちを支え、そして保護者の子育てを支援できるよう、今回学んだ技術を磨きながら保育の研鑽に励んでまいります。